◆ 以下の文章中の「Task」のあとのアルファベット(例:Task A)は、問い合わせフォームの「依頼内容」の記号(A~Q)に対応しています。
A2Kの出力結果は「A2K Description」と呼ばれる形式で記述され、Subject、Action、Processの3要素で構成されます。
たとえば、宇宙物理学研究者が「hayabusa」「ryugu」「organic」の3つの用語に着目した場合、多数の文書がA2K解析の対象となりますが、その1つの文書(こちら)のテキストは約8500単語(11ページ)で記述されています。
この文書の場合、A2K解析により、文書全体が、少なくとも1つの注目用語を含む約150個のA2K Descriptionに要約・圧縮され、研究者が論文全体を読解する場合と比較して、情報収集に要する時間と労力を著しく削減できます。
A2K Descriptionの抽出例を示します。たとえば、この文書は以下の英文を含みます:
“Hayabusa2 spacecraft collected surface regolith particles from Ryugu in two separate touchdown events, which were stored in collection chambers A and C of the spacecraft’s sample catcher.”
この文に対して、以下のA2K Descriptionが得られます(緑ハイライト部分:注目用語):
Subject: "Hayabusa2 spacecraft" » Action: "collected" » Process: "surface regolith particles from Ryugu in two separate touchdown events"
下図は、本文書から抽出されたA2K Descriptionの例を示しています。